防風通聖散は脂肪の燃焼を助ける効果が知られており、ダイエットのために使用しているという方も意外と多いです。しかし、過去に他の方法でダイエットをしたことのある人の中には、体重を落とすことはできたけどダイエットをやめたら元に戻ってしまった、急に痩せたらリバウンドして、元の体重より増えてしまったという経験があるかもしれません。

そこで今回は防風通聖散を取り入れたダイエットで、リバウンドの心配はないのかどうかについて紹介します。

防風通聖散がリバウンドの原因ではない

防風通聖散は脂肪がつきやすく肥満になりやすい体質を改善することを目的にしており、体質の改善には少なくとも1か月以上の服用が必要と言われています。このため、防風通聖散の服用がただちに体重の増減につながることはなく、飲んですぐに痩せたり、飲むのをやめたとたんにリバウンドするということはありません。

漢方の考え方では体に必要以上の栄養をとると、血が濃くなって体内に滞りやすくなります。すると、体内の「熱」や「水」も滞った状態になり、胃腸の働きが鈍くなって内臓脂肪が増えたり、便や老廃物が溜まって便秘の状態になると言われています。

防風通聖散は、その名前の通り「防風(ボウフウ」という生薬の発汗作用を中心とした漢方薬で、発汗作用のほか、便通や利尿、解熱を促す働きがあり、滞った「熱」や「水」を取り去って肥満や便秘を解消します。

このように、防風通聖散で肥満解消効果が期待できますが、体質が安定し、効果が現れるまでに時間がかかります。また、薬の説明書にもありますが、防風通聖散を飲んだだけで肥満を解消できるわけではなく、普段からバランスのとれた食生活や、適度な運動なども取り入れることが大切です。

リバウンドしやすいダイエット方法

防風通聖散は複数の生薬の作用によって、肥満になりにくい体質に改善することを目的としており、痩せる効果に即効性はありませんが、上手に使用すれば服用をやめてもリバウンドしにくいと言われています。

一般的にリバウンドしやすいと言われるダイエット方法の一つに無理な食事制限があります。一食置き換えダイエットなどと言って、体に必要な栄養が足りない状態が続くと、体が飢餓状態であると判断し、基礎代謝量を減らして少ないエネルギーで活動する体質に変わります。

食事量を減らして体重が減ったからといって、すぐに食事の量を戻しても、体は以前より少ないエネルギーしか消費しない状態なので、消費できずに余った分は脂肪として蓄えられ、リバウンドしてしまうのです。カロリーの摂りすぎは肥満につながるためよくありませんが、体の維持に必要な栄養はきちんと摂取し、適度な運動も加えて焦らず取り組むことが大切でしょう。

まとめ

防風通聖散は肥満につながりやすい体質を改善することを目的としているため、防風通聖散の服用がただちに体重の増減につながることは少なくリバウンドの心配はないでしょう。ダイエットをした後にリバウンドしてしまった場合、原因は防風通聖散よりも、無理な食事制限に見られることが多いので、必要な栄養が不足していないかどうか食事の内容を見直してみましょう。