防風通聖散は脂肪を分解・排出する作用があるため、ダイエット効果が高い漢方として知られていますが、生理中や生理前など体調が変化しやすい時期でも服用して大丈夫なのか疑問に感じている女性は多いでしょう。

一般的な医薬品に比べて生薬を原料とした漢方は、副作用が少なく体に与える影響が少ないです。では、生理中や生理前に防風通聖散を服用することができるのかどうか調べてみました。

生理前や生理中の症状が気になる方にオススメ

防風通聖散は18種類の生薬を配合した漢方薬で、肥満解消だけでなく便秘解消にも高い効果があると言われています。中でも配合されている生薬の一つ、大黄(だいおう)は、腸壁を刺激する働きがあり、腸の動きを活発にして便秘を解消する作用があります。

大黄だけだと刺激が強すぎることがあるのですが、防風通聖散には刺激を抑える甘草(かんぞう)も配合されいます。ですから、下剤のように腹痛や下痢が起きる心配が少なくてすむのも特徴です。

また、防風通聖散には生理前の便秘やイライラ、生理痛などを抑える当帰(とうき)や芍薬(しゃくやく)も配合されています。当帰や芍薬は生理前に増加する黄体ホルモンの分泌量を抑えてホルモンバランスを整える作用があります。

このため、防風通聖散は生理前や生理中の症状が気になる方には、オススメできる漢方だと言えるでしょう。

体に合わない場合は服用を中止すること!

防風通聖散は妊娠中や生理前、生理中の便秘解消薬として、病院で処方されることもある漢方で、比較的副作用が少ないと考えられています。しかし、生理前や生理中はホルモンバランスが変化で体調変化が起こりやすい時期ですから、稀に何かしらの異常を感じる人がいることも事実です。

防風通聖散で時たま見られる副作用に下痢の症状があります。防風通聖散は主に便秘の解消を目的としているため、腸に影響を与えます。そのため、服用する量が多かったり体質によっては刺激が強すぎて下痢を起こすことがあります。

このような症状が気になる場合は、少量の服用から始めるのがよいでしょう。また、普段から生理前や生理中に下痢になりやすい人は、服用を控えるか、医師、薬剤師に相談してから服用するようにしましょう。

防風通聖散は症状を改善して体の治癒力を高めることを目的とした薬ですから、用法容量を守って、正しく服用することが大切です。

まとめ

防風通聖散は便秘の解消やイライラを鎮めるなど、生理前や生理中の症状の緩和に効果的な生薬が配合されており、体質に合うようなら服用しても問題ないです。

ただし、生理前や生理中はホルモンバランスが変化して体調が変わりやすい時期ですから、初めて服用する場合は少量ずつ試すのがよいでしょう。